『フラットデザインで考える新しいUIデザインのセオリー』
近年デザインのスタンダードになっている「フラットデザイン」に関する本を読みました。
作者の方はYahooでUIデザイナーをされているそうです。
最近のYahooのスマホサイトやアプリのデザイン、私は結構好きなんですが、
この方が手がけておられるのでしょうか。
この本に書かれているのは大まかに以下のような内容です。
- なぜ今スマートホン向けOSでフラットデザインが採用されているのか
- Microsoft、Apple、Google各社のフラットデザインの特徴
- ボタンなどの各UIパーツの種類と本質
- トランジション(遷移、アニメーション)の種類と本質
フラットデザインと一口にいっても、OSによってルールが違うんですよね。
各社の公式ガイドラインもありますが、ざっくり特徴と各社の違いを掴むのにわかりやすかったです。
フラットデザインは見た目がシンプルなので、見よう見まねで作ってもそれなりに見えますが、その反面、UIから伝えられる情報量が少なく、わかりにくくなりやすいです。
それを防ぐには、なぜそのようなデザインになっているのかを理解する必要があります。
各UIパーツ・トランジションの種類と本質の内容はフラットデザインに限らず使える知識で勉強になりました。
フラットデザインに限らず、最近スマホ関連のUI開発を始めた人の入門書におすすめです。